東郷記念館

神前式で結婚指輪の交換はするべき?しない場合はどうする?

 

指輪はその形から途切れることのない永遠の愛を意味し、心臓に繋がるとされている左手の薬指にはめることで互いの心の繋がりを表しているそうです。

結婚指輪の交換のルーツには諸説ありますが、日本で結婚の証として夫婦で指輪を贈り合うことが定着化したのは、戦後の高度成長期と言われています。

神前式における指輪交換のルーツとそのあり方についてご紹介します。

 

 

神前式でも結婚指輪の交換が行われる

チャペル式での印象が強い指輪の交換ですが、どのようにして日本に伝わったのか、神前式で行う必要性などについてご紹介します。

 

 

日本での指輪交換の歴史

明治時代に外国人宣教師によってキリスト教の結婚式が日本で紹介された際に、指輪の交換も伝わったとされています。

それに目を付けた宝飾業界が大々的に宣伝したことにより、結婚の証として指輪を贈り合うという文化が民衆にも広まりました。

戦後になると、一般階級でも結婚の儀式が行われるようになり、それに伴い神前式でも指輪の交換を取り入れたいと願うカップルが増えたと言います。

 

神前式で指輪の交換はするべき?

上記の通り指輪の交換は、欧米の結婚式の習慣を時代のニーズに合わせて取り入れたものです。

今では神前式の式次第にも「指輪交換の儀(ゆびわとりかわしのぎ)」として、指輪の交換が当たり前のように組み込まれている神社も多くあります。

ただ、指輪の交換はあくまで一種のパフォーマンスです。カトリックでも宗教上の儀式とはされていないので、指輪を交換しなければ結婚が成り立たないというわけではありません。

希望の方のみが式中に行うことができるというだけの話ですから、もし希望されない場合は事前にスタッフにその意思を伝えておきましょう。

 

 

神前式で結婚指輪を交換しない場合は?

和の儀式である神前式と、洋の儀式である指輪交換の組み合わせに違和感を覚えてしまう方や、緊張してしまう挙式中よりも披露宴中に交換したいという方も多いと聞きます。

もちろんその場合は指輪交換自体をなくしても、披露宴で指輪交換をしても問題ありません。

神前式では写真撮影が禁止の場合が多いですが、披露宴でなら自由に写真撮影ができるため、ゲストから高い評価を得られる可能性もあります。

披露宴での指輪の交換は、挙式中に比べると時間と気持ちに余裕ができるでしょうから、あがり症のカップルにもおすすめです。

 

 

神前式には和風のリングピローがおすすめ

神前式に取り入れたい、和風のリングピローをご紹介します。手作りのリングピローは温かみもあっておすすめです。

 

リングピローとは?

リングピローとは、式で交換する指輪を乗せておくもので、指輪交換の習慣と共に欧米から伝わった文化です。

欧米では、花嫁の母親がウェディングドレスの生地で手作りする風習があります。

結婚式で使用されたリングピローは将来、2人の子どもが産まれた際のファーストピローとして使われます。

 

 

和風の手作りリングピロー

もし、神前式で指輪交換を考えているなら、リングピローを和風のものにしてみてはいかがでしょうか。

和の雰囲気にもぴったり合うため、和と洋の儀式の違和感を埋めてくれる存在にもなります。

ちりめん生地を使用したものや升をそのまま入れ物として活用するスタイルは人気がありますし、桜や鶴亀など、和を象徴するモチーフの刺繍や飾りは見た目も華やかで縁起が良い印象になります。

式場によっては無料で貸し出してくれる場合もありますが、和風にこだわったリングピローを手作りするか、裁縫が得意な方に思い切って頼んでみてはいかがでしょうか。

2人でよく相談して納得できるような素敵な結婚式にしましょう。

 

 

おわりに

神前式での指輪交換の儀についてご紹介しました。

今では出席者も恒例の儀式だと思っている方も多いでしょうから、ゲストへのサービスパフォーマンスとして神前式でも指輪の交換を取り入れてみてはいかがでしょうか。

2人の特別な結婚式をより素敵なものにするために、ぜひ参考にしてみてください。